2011年2月8日火曜日

オンワード 「ジャージージャケット」拡?

 アパレル各社が紳士向けに、軽くて伸縮性があり、楽な着心地の「ジャージージャケット」を拡充している。オンワード樫山が秋冬物で取扱ブランドを春夏物の3から7に増やすほか、三陽商会も紳士用ジャケットに占める割合を1割強から3割弱に高める。着心地の良さに加え、仕事用にも週末のオフタイムにも着られる経済性の高さも消費者に支持されており、両 MBT シューズ
社とも百貨店販売の主力商品に育てたい考えだ。

 オンワードは、従来の「五大陸」や「ダックス」など3ブランドに加えて、秋冬物から「ckカルバン?クライン」や「23区オム」など4ブランドで新たにジャージージャケットを扱う。色違いを含む商品数を3倍の90点に拡大。取扱ブランドのジャケットに占める構成比も3割から6割に高める。


 同社はジャージージャケットを「エアージャケット」という名称で、今年からブランド横断的に売り込み始めた。「販売は好調で他のジャケットにも好影響が出ている。ニーズを掘り起こしたい」として、素材や加工の工夫を重ねていく考えだ。

 ジャージージャケットは、三陽商会も秋冬物から「ザ?スコッチハウス」で発売し、ブランド数を6
から7に増やす。商品数も12点から20点に拡充。「ポール?スチュアート」でコートを投入するなど、ジャケット以外のアイテムも投入する。

 同社も他の商品への波及効果が出ており、春夏物で2点を販売した「マッキントッシュ?フィロソフィー」は、ジャケット全体の1?6月の売上高が前年同期の3倍に増えたという。

 ジャージージャケ rmt アイオン
ットは「ニットジャケット」とも呼ばれ、織らずに編んだ生地を使い、シワになりにくいのも特徴。もともとカジュアル用として数年前から販売されてきたが、今年から仕事用との兼用を意識したよりスーツに近い仕立ての商品が登場し、30代のビジネスマンを中心に愛用者が増えている。「クールビズ」が定着し、オフィスのカジュアル化が進む中、ユニクロなども
需要拡大を見越し品ぞろえ強化に動いている。

 消費不振と長引くデフレで、アパレル大手は売上高の7割以上を占める百貨店販売が低迷し苦しんでいる。オンワードなどでは従来の高級品と違い、ジャージージャケットが消費者の節約志向を味方につけて販売を伸ばし、百貨店販売の不振脱出にも貢献すると期待している。(井田通人)

【関連記事

【Fashion Victim】オーダーで踏み込んだおしゃれ
流行のレギンスがジーンズに ユニクロ秋の新作は「レギンスパンツ」
ユニクロ「+J」の秋冬コレクション、10月15日発売
挑発する究極美 10?11年秋冬パリ?オートクチュールコレクション
神戸発「マニュアルレイバー」 スタイリッシュ追求


引用元:新·天上碑(Tenjouhi) 情報局

0 件のコメント:

コメントを投稿